2010年3月15日月曜日

リスニング・マーケティング: Social Media時代の新しい消費者調査 (第6回)

●今回は、ARFのThe ARF Listening Playbook

「第4章 最先端: リスニング・マーケティングと、メディア戦略、組織デザイン」

第3節の紹介です。(この節は短いです)

1.会話量シェアと市場シェア(前回)

2.結果の予測 (今回)

3.会話の貨幣的価値

4.注意点:予測における情緒とデータの質の役割 

5.リスニング志向のメディア・リサーチ、ターゲティング、プラニング、テスティング

6.組織デザインと発展

7.リスニングの可能性が続きます。 


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第3節 会話の貨幣的価値



次の問題に焦点をあてることから始めよう。

会話の中で紹介することが、どれくらいの金銭的価値があるのだろうか。

無料のオンライン・サービスへの新規登録に対する伝統的なマーケティング手法や、

口コミ、プロモーションとの関係性を調べたある研究がある。

その研究では、ブランドがえる金額は、9カ月間の新規加入者数の拡大によって

増加したディスプレイ広告収入額として計算されている。(Trusov et al 2009)

また、さまざまな新規登録の動機付けの効果を特定したモデルを開発している。

1日、3日、7日の3つの時点と、それ以上の期間にわたって、

それぞれのマーケティング・プログラム別に登録数や

弾力性(各施策の%変化に対する新規登録の%変化)を調べている。

その結果、他の方法よりも、口コミがより多くの新規登録を生み出し、

その効果がより長く続いたことがわかった。


図59.オンライン・サービスの新規登録に対する口コミの影響力は、広告やプロモーションを上回

った。その影響力は時間とともに大きくなった。ソース:Trusov et. al. (2009)


Trusovのチームによると、新規登録1件当たりの増加収入は、年間約0.75ドルであった。

このような結果を再び得ることができれば時間が証明することになるけれども、

上の研究は、会話が売上を生み出すパワーを持っていることを十分示唆していると言える。




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