2010年1月18日月曜日

Twitterについて



●去年の11月末に会社のHPを作成したときにTwitterに初めて登録しました。


●登録したまま12月の末ぐらいまでそのままにしていました。

●年末に本屋に行くと、色とりどりのTwitter関係の本が
ずらりとならんでいるのには驚きました。

同一テーマの本が、これだけ一挙にでると、著者の方々も売れ行きが気になるところでしょう。

例えば、

①津田大介「Twitter社会論 新たなリアルタイム・ウェブの潮流」

②ジョエル・コム「ツイッター」でビジネスが変わる! Twitter Power」

③神田敏晶「Twitter革命」 (ソフトバンク新書 118)

④「ツイッター・パーフェクトガイド Twitter Perfect Guide」 (INFOREST MOOK)

⑤小川浩「仕事で使える!「Twitter」超入門」 (青春新書)

⑥コグレマサト、いしたにまさき「ツイッター 140文字が世界を変える」 (マイコミ新書)

⑦勝間和代、広瀬香美「つながる力 ツイッターは「つながり」の何を変えるのか?」

⑧ラハフ・ハーフーシュ「オバマ」のつくり方 怪物・ソーシャルメディアが世界を変える」

⑨山崎富美他「Twitter マーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール」 など

Amazonでは、手ごろな価格ということもあって、①が一番売れているようです。

私は、②と④⑤⑧を読みました。

特に②の「7章 ツイッターでブランドを構築する」は、
マーケティング・リサーチャーには参考になりそうです。

●昨年の春ごろから前職の会社のグローバルCEOが
さかんに会社についての質問があればTwitterで
送ってくださいと言っていました。でもその当時は
残念ながらノー・アクションでした。。。

●忙しいし、自分の仕事との関連性を見つけることが
できませんでした。まだ日本ではその当時、今ほどには
盛り上がってもいなかったですし。。。

●Twitter挑戦中と言ったら、先日も知人から
こんなメールをもらいました。

「Twitterは昨年、私も始めてみよう、と試みたものの、あれは、時間がないと無理ですね~。すぐ挫折してしまいました。」

確かにTwitterのユーザーの多くは、一度は登録するけれども
その後ノーアクションの人が多いという結果をどこかで見ました。

●Twitterユーザーについての調査結果

-今年1年(2009年)で、10倍に成長! http://ascii.jp/elem/000/000/484/484364/?mail

-Twitterはコミュニケーション革命なんかじゃないhttp://research.ascii.jp/elem/000/000/034/34987/index-2.html

-Twitterはネットユーザーの半分以上の人に認知されている。http://www.e-research.biz/




●「忙しいビジネスマン」にとってどのように活用できるかが
課題です。

●勤務中のSocial Mediaの使用を禁止している企業も
多いかもしれません。

勤務中にTwitter専用ソフトのTweetDeckを
使っていると、Tweetが送信されるたびに、
鳥さえずりがなると、仕事に集中できないかもしれません。。。

●使用方法は、Twitterを使う「目的」によって
人それぞれ異なってくると思います。

●例えば、Twitter創立者の1人であるJack Dorseyが
当初考えたような

「リアルタイム性が高く、どこにいても自分の状況を知人に知らせたり、逆に知人の状況を把握できたりする」目的や、

情報収集、人脈作り、さまざまなビジネスへの活用など
今後もいろいろなサービスが考えだされることと思われます。

●16日の土曜日の夜も、NHK教育「会社の星」
Twitterが紹介されていて、Twitter上でも実況中継が
行われ、非常に盛り上がっていました。
(この放送予告もTwitterで知ることができました。)

●また、今週の「週刊ダイヤモンド」の1月23日号も、

「2010年ツイッターの旅:140字、1億人の「つぶやき」革命」


という特集を組んでいます。(この情報もTwitterから知りました)

本誌の「三日坊主にならない楽しみ方」を読んで継続して下さい。

今朝既に読まれた方もいるかと思います。これから本屋に走る方もいるかもしれません。。。

●具体的な使い方や内容については、次を参照して下さい:

-勝間和代公式ブログ:
Twitterと併用すると便利なサイト・ツール集まとめhttp://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2010/01/twitter-c455.htmlTwitter


「初心者のための使いこなしの10ステップ」

ーWikipediaのTwitter
http://ja.wikipedia.org/wiki/Twitter

ーツイッター公式ナビゲーターtwinavi
http://twinavi.jp/

― ツイッターの活用法をツイートするBOT

(Botボットは、robotロボットの短縮形。もともと人間が
コンピュータを操作して行なっていたような処理を、
人間に代わって自動的に実行するプログラムのこと。

Twitter上で自動的に情報発信する自動発言プログラム。)


https://twitter.com/tipsJP

―Twitter上に存在するBOT一覧

http://usy.jp/twitter/index.php?%E4%BE%BF%E5%88%A9%E3%81%AABOT



などなど山ほどあります。。。



 ●私も12月末あたりから本格的にフォローし始めました。

ここでは約1カ月ぐらいの利用段階での私の利用方法に
ついて記録しておきたいと思います。

今後、サービスも拡大され、私個人の使用頻度も増える
につれて、次の機会には他の有用な方法も報告する
ことができればと願っています。

●現在は主に「情報収集」に使っています。

そのためFollowingの数を多くすることを目的としています。

それで、Followingの数が、Followersの数の4倍前後に
なっています。

返信やRT(リツート再配信)といった情報を広める有力な機能はありますが、

基本的には「Follwoingしていない人のTweetは見れない」のと、「Followers以外の人にはTweetできない」ので、
Followingの数を増やしています。

* Twitterfallなどのツールと使うと検索したワードについて
tweetしているアカウント(followしていていなくても)を
すべて見ることができます。

●主に、Social mediaやMarketing research関係の
内外の情報を集めています。

つぶやきの内容のオリジナルの出典が短縮されたURLの形で
掲載されています。それによって最新の記事と貴重な情報源が
わかります。

収集した「情報源」については、弊社HP参照して下さい。

http://www.experidgejapan.com/knowledge/infosource.html


また、そこにコメントがあったり、その人が書いているBlogやTwitterの記事などがあり、情報を芋ずる式に収集することが
できます。

●世界中のSocial mediaに関心のあるリサーチャーをフォローしています。時にはその人が書いたBlogにコメントなどもしています。

この間も、私もよく似た考えを持っているカナダのリサーチャーに出会えることができて勉強になりました。

●このようにリアルタイムで世界の人々と情報交換をすることができる点はすばらしいと思います。

●Twendlyというアプリを使うと、ある分野のいわゆる
「インフルエンサー」と呼ばれている人々を簡単に
探し出すことも可能です。
http://twendly.com/

●またリアルタイムで世界中で起こっていることを
フォローするのも楽しいものです。


●ずっと画面をみているわけにはいかないので、接している間のタイムラインのフォローが基本です。

あとは気になる人のTweetの1日分をあとから
フォローしています。

後からメールでその分を送ってくれたり(https://member.ecstudio.jp/ecdesk/login.php?redirect=top&package=tweetmail&subpackage=&args

ブログの形式でフォローできる
http://twilog.org/
ような便利なアプリもでています。

●一方、Tweetの方は12月25日から数えて
未だ12回ぐらいしかありません。
これは少しルール違反なのですが。。。すいません。

●ツイッターの精神は、情報の共有、「会話」にあるのですから。
現在の導入期が過ぎれば、積極的にTweetしたいと思っています。

●今のところは、Experidgeの会社のブランディングの目的で使っています。個人的なTweetは、別アカウントでやっています。

●ちなみに、「会話」をいかに「アクション」に変換できるかが
Twitterのマーケティングへの活用上の重要な課題です。

●ところで、ESOMAR(ヨーロッパのリサーチ団体)の
アジア会議での今年のアジェンダの1つが、

「Will Twitter change the way that market researchers communicate?」

です。

答えはYesです。Twitterが、日本でも有力なマーケティング・
ツールになりつつありますので、当然リサーチャーにも有力な
ツールとなるでしょう。

課題は「今後どのようにコミュニケーションが変化するか」を
探ることです。


http://www.esomar.org/index.php/asia-pacific-2010-overview.html

●Blogが出てきた時に、各社からブログ・リサーチのさまざまな
サービスが生まれたように、Twitter上での消費者情報の
提供・分析サービスが今後でてくることは確実です。現にいろいろな解析ソフトが出ています。

USではhttp://mashable.com/2009/05/03/twitter-research-tools/

http://mashable.com/2009/04/04/twitter-trends/  

http://www.selectcourses.com/blog/2009/100-tips-tools-and-resources-for-twitter-research/


●参考)ブログ解析:

-SHOOTI BUZZレポート
http://sbr.shooti.jp/?gclid=CIKLw9HrrJ8CFQQupAodD3KbRw

-Sonetのバズクルhttp://bkv.jp/

-Biglobeかんどれぽーとhttp://kandoreport.jp/index.html

-プラスアルファコンサルティングの見える化エンジンhttp://www.pa-consul.co.jp/service/engine/

-野村総研のTRUETELLER
http://www.trueteller.net/textmining/tm/?gclid=CMLShcjirJ8CFQQwpAodSHxA1g

-きざしのMarketingPLUS http://marketing.kizasi.jp/

-テクノロジのTrueText http://www.jetrun.co.jp/truetext.html

-C2cubeのBuzzTunes http://www.c2cube.com/service/index.html

-クチコミ@係長http://www.hottolink.co.jp/kakaricho/


●以下も参照:

-これは使える!Twitterでマーケティングリサーチhttp://kayumi.jp/archives/938424.html

-twitterで潜在ユーザーのマーケットリサーチをやってみる。 http://plaza.rakuten.co.jp/anishi01/diary/200912310001/

-twitterでマーケティングリサーチ
http://twitter-marketing.blogstation.jp/archives/51429476.html


●以上、Twitterは、Experidgeが目指す「知識と経験」の共有のための非常に便利なSocial mediaです。

人と商品のWEB集合知マーケティングの有力なツールとして
今後も活用して行きたいと考えています。

●皆さんもぜひTweetに参加してください。リサーチについて情報共有・交換しましょう!欧米のリサーチャーは盛んにTweetを行っています。日本のリサーチがガラパゴスにならないためにも。。。

《このBlogは毎週月曜日の午前中に更新されます。月曜日がお休みの時は火曜日の午前中です。また臨時に更新されることがあります。》

0 件のコメント:

コメントを投稿